ミッキー・カーチスさんのライブは大成功でした。

ミッキー・カーチスさんのライブは大成功でした。

平成23年11月6日に沖縄青年会館大ホールにおいて『ライフ&ミュージックの会』第1回イベント、ミッキーカーチスさんのライブを開催しました。前座で『医療と音楽について』と題して、私のユンタクを30分強聴いてもらいましたが、私の36年間の医療現場で音楽というものがどれだけ貢献してくれたかという話を色々と思いつくままにしゃべらせてもらいました。実際に私が感動した話なので皆さんも感動してくださり、公演後に帰られる方から『先生、お話とてもよかったです。たくさん感動をもらいました。』と喜んでくださいました。



ミッキー・カーチスさんのライブは大成功でした。クリニックで私からチケットを購入された患者さんから、『先生、ユンタクのあとに先生のピアノを1曲聴かせてください』とお願いされていたので、『枯葉』を弾かせてもらいました。私が高校1年の時、ロジャー・ウィリアムスの『枯葉』を聴いて、枯葉が冷たい風に吹かれて散り、強い風に舞い上がる様をイメージさせる、超高速で降りてくるクロマティックスケールの音に感動し、自分なりに自分の技術で枯葉が舞うイメージを音にしてみたいとアレンジした曲です。神戸大学医学部へ入学してからはピアノを弾く暇はなく、高校時代に弾いていた曲はほとんどわすれてしまいましたが、この曲だけは指が覚えていてくれて、9割方思い出せて弾きました。



 私のユンタクの後に、英会話教室の先生であるブライトン氏が英語と日本語混じりの言葉でマジックを披露してくれて、しばし和やかな時間を過ごさせてくださいました。


ミッキー・カーチスさんのライブは大成功でした。 そのあとに、本番のミッキー・カーチスさんのライブを開催しましたが、さすがはプロ中のプロ、観客の心をとらえて打ち解けて楽しく和ませ、観客と一体となって感動させてくれる話術・演奏にはほんとに感服させられました。 会場には外人さんもいらっしゃいましたが、“Where are you come from?”と質問して“Iowa!”と返事されると『アイオワ~♪』と即興ででたらめにメロディーを造って唄い、皆を笑わせたり、ほんとに明日の活力を与えてくれるライブにしてくださいました。途中でブルースの曲を演奏されましたが、『先生、コードは3つしかありませんから、飛び入りでピアノも弾いてください。』と事前に言われ、『そんな、大それたことできませんよ』と言って袖のカーテンの裏に隠れていましたが、ギターで伴奏されている岩田浩史さんが、顎と目線で『さぁ、早く出てきて一緒に弾いてください。』と合図されるので、仕方なく走って飛び出ていって、岩田さんのギターのリズムとミッキーさんの唄に合わせてコードを弾いていると、私も段々乗ってきて、最後はグリッサンドで『バラバラバラバラ・・・・・バーンッ』と決めることができました。お蔭さまで、司会者である私までも和ませて下さいました。エルビス・プレスリー、ポール・アンカ、ニール・セダカのオールディーズにはまさに垂涎の名曲を沢山熱唱してくださいました。特に代表曲の『恋の片道切符』は、スローテンポで、1960年代に聴いた曲とは全く違う、聴く人の心を優しく包みこんでくれる唄い方で唄ってくれて、心打たれました。最後はアンコール曲として『上を向いて歩こう』を、聴きに来られていたジャズピアニストの新垣隆盛さんに飛び入りで伴奏に加わってもらい、被災地へ向かって会場にいる全員で大きな声で斉唱し、大きな拍手の中、ライブを終わりました。



ミッキー・カーチスさんのライブは大成功でした。
 ミッキー・カーチスさんは今回のライブに際して、2012年1月14日から正月映画ロードショウとして上映される、矢口史靖監督の『ロボジー』(ミッキー・カーチスさんが五十嵐信次郎という芸名で主演男優を演じる)という映画の宣伝もされました。インターネットでも予告編がアップされていますが、2012年はこの映画が東日本の被災地を含め、日本全国を笑いと感動でハッピーにすることでしょう。


ミッキー・カーチスさんのライブは大成功でした。 ミッキー・カーチスさんは、2001年に『百合祭』という映画にも主演男優で出演されており、実は今回のライブに際し、受付でこの映画のDVDを販売されました。同伴でこられた奥さまが2~3枚でも売れればと持ってこられたこのDVD、何と50枚近く売れました。よっぽど皆さまが感動してくださった証しだと思いました。ご購入下さった皆様、本当にありがとうございます。実は私も1枚購入して観賞させてもらいました。内容は『老年女性の性愛』を描いたものです。老齢であること、女性であることの二重のカセによって、公然と語られることが封じられてきた、いわばタブーの領域です。しかし、お婆さんばかりが住むアパートに、一人のセクシーなお爺さんが引っ越してきたところから、てんやわんやの大騒動が持ち上がる、桃谷方子の小説『百合祭』(講談社刊)という原作を得て、老年女性の主体的な性愛の行方を、快活な喜劇タッチで描いたものがこの映画です。離婚して引っ越してきた、プレイボーイならぬプレイジイサンのミッキー・カーチスさん主演の三好輝治郎(75歳)が全てのおばあさま達を幸せにしてあげるという物語。決してドロドロとした関係ではなく、スカッと爽快な関係にしてしまいます。私も外来でたくさんのお年寄りの患者さんに接していますが、彼女たちは決して『おばあさん』ではありません。80歳を超えていても、心は『乙女』の状態の人がほとんどです。心が若ければ、いくつになっても青春です。生きることへの活力をあたえてくれる、このプレイジイサンに拍手を送りたくなる映画です。外国では35カ国で賞をもらっているようですが、日本ではあちこちで求められて上映会が催されているようですが、賞は貰って無く、レンタルビデオ店でも扱っていないようです。もし、購入して観賞したいという方は『ライフ&ミュージックの会』へご連絡ください。会の方からミッキー・カーチスさんの奥さまへ連絡して直接送ってもらいます。価格は5000円です。
 

 今回、チケットの販売にはプレイガイドやコンビニは全く使わず、代表のマイク上地はライブハウスやカラオケスナックなどでライブの告知をしてチケットをさばき、会長である私は外来患者さんや知り合いの方にチケットを購入してもらい、このブログで告知し、ライブの前日と前々日のみ琉球朝日放送(私の尊敬する先輩が社長をしている)でスポット広告を出させてもらいました。その結果、約150人の集客が得られたこと、聴きに来られた方の帰られる時の表情が皆笑顔であったことから大成功だったと言ってよいでしょう。

 この『ライフ&ミュージックの会』を応援してくださるかたへ、帰りに入会名簿へ住所・氏名・電話番号を記載してもらいましたところ、23名の方が記載してくださいました。マイク上地と私の二人からスタートしたこの会が25人になりました。アップルはスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアクの二人がガレージ・カンパニーとしてスタートし、数千人の大会社になりました。暴走族の夫婦二人で始めた運送会社が世界をまたにかける大運送会社(アート引越センター)になりました。吉本興業もスタートは2人でした。
二人でスタートしたこの『ライフ&ミュージックの会』がどのように成長してゆくのか、まだ未知数ですが、『他の人のために何かいいことをしよう』という心をもっている人が集えば、きっと素晴らしい未来が開けると思います。さあ、皆さん、一緒に楽しみながら進んでいきましょう。

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第1回目のライブのあとは、たまっている本業のクリニックの仕事に専念していたため、ブログのアップがこんなに遅れてしまい、申し訳ございませんでした。今後も一緒に楽しい人生を送りましょう。



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